日本三大まんじゅう 食べてみた

※当サイトではアフィリエイト広告を使用しております

お父さんの健康と日常

三大〇〇。よく聞くフレーズで、世の中には大変多くの三大〇〇が存在します。

三大〇〇が誰によってどういう段取りを踏んで公に認められるのかは知るところではありませんが、今回は「日本三大まんじゅう」と呼ばれるまんじゅうについてです。

日本三大まんじゅうは、以下の3つ。

・薄皮饅頭
・大手まんじゅう
・志ほせ饅頭
それぞれ購入して食べてみたので、紹介していきます。
 

薄皮饅頭 (福島)

福島の老舗の「柏屋」さんのおまんじゅう。
黒船来航の前年となる、嘉永5年(1852年)から続く、2022年時点で170年もの歴史を持つ和菓子屋さん。

黒糖を使用しており皮が茶色く、薄いのが特徴的。今では各地の温泉饅頭などで薄い茶色い皮のまんじゅうは良く見られるが、嘉永5年当時は珍しいものであったようです。

今回購入したのは、ミニと呼ばれる商品の “こしあん” で一口サイズの小さいもの。他にも、つぶあん、抹茶などのラインナップがあり、通常のサイズの薄皮饅頭ももちろんあります。

 

皮がしっとりとやわらかく、甘すぎないあんことの相性も良く飽きのこない味。ミニサイズなので、何個か連続で食べられます。
今回の日本3大まんじゅうの中では、個人的には一番好きな味わいでした。

大手まんじゅう (岡山)

岡山の老舗の「大手饅頭伊部屋」さんのおまんじゅう。
大塩平八郎の乱が起きた、天保8年(1837年)創業。当時の備前藩でも人気があったようです。

見た目がかなり特徴的で、超々薄皮(ほぼ皮なし)のほとんどアンコ玉ともいえる見た目。ですが、食べてみると、白い皮がない部分にも、ゼラチンのような薄い膜のような皮におおわれているので、あんこをダイレクトに食べている感覚はなく、ほど良い食感と味わいになってます。

 

ちなみに、まんじゅう全体のあんこ率が高いので、大手まんじゅうを使った以下のようなアレンジメニューも紹介されていて、色々と楽しめます。

・お湯で溶いて、お汁粉
・パンに塗って、あんぱん
・冷凍して氷と一緒にブレンダーで回して牛乳で割って、あんこミルク  などなど。

志ほせ饅頭 (東京)

東京の「塩瀬総本家」さんのおまんじゅう。
3大まんじゅうの中で最も歴史が古く、670年近く前の1349年が創業と言われる。1349年というと、足利尊氏の室町時代。そんなころから続く和菓子屋さん、すごいです。
もともとは奈良で饅頭を作り始め、その後、京都から江戸(東京)へと商売を広げていったようです。

 

生地にやまいもを使って作られる、薯蕷(じょうよ)饅頭という白いお饅頭。ふんわりした皮の食感とあんこはさっぱりとした味わいで食べやすい。

 

今回購入した薯蕷まんじゅうの他にも、代表的なおまんじゅうで、「本饅頭」という見た目の黒い薄皮の饅頭があるのですが、こちらもおススメです。

おわりに

今回、日本三大まんじゅうを食べてみました。

それぞれに特徴があり、どれも美味しかったです。
そして、それぞれのお店の他の和菓子も気になり、さらに食べたいものが増えました。

まんじゅうだけではなく、三大どら焼きや三大団子など、三大〇〇はいくらでもあるのでまたトライしてみたいと思います。

楽しみが増えました。

コメント