飲食店におすすめ 便利な夏の害虫対策グッズ

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飲食店 必需品/便利道具

暑い夏。皆様夏は好きでしょうか。
「ニッパチ」という、主に小売業界などで使われる言葉がありますが、飲食店も同様に2月と8月は売上が落ち込みやすい時期でもあるので、飲食店経営者さんなどは閑散期として、夏が嫌いな人もいるかもしれません。(もちろん業態にもよるので、夏が儲け時の飲食店もありますが)
そんな、お客様が減ってしまう夏の時期に逆に増えてくるものもあります。。
飲食店の害虫被害。
ゴキブリ、コバエ、蚊、その他の虫などなど。
テラス席のあるお店は特に大変かと思いますが、厨房内や店内でも不衛生にしていると害虫は出やすいですね。

害虫駆除は業者さんにお願いしている、というお店も多いと思いますが、今回紹介させてもらうのは、お店のスタッフが自分たちで行える害虫対策で効果的だったアイテムです。
もちろん害虫被害が100%なくなるといったものではありませんが、少しでも緩和して快適な店舗運営につながれば幸いです。

それではいってみましょう。
※ちなみに、飲食店の隠語にもなりますが、本文においてはゴキブリの事を『G』と表記させていただきます。

 

夏の害虫対策グッズ

ゴキバリア

Gが出てきたときに駆除するものではなく、Gが出現しないように事前にバリアを張るアイテム。主に床などに散布する事で侵入を防ぎます。
テラス席のあるお店などは、テラス席の外側をぐるっと一周まんべんなく散布したり、お店の出入り口や、厨房やトイレの出入り口など、エリアをつなぐ通路に散布する事で侵入を阻止できます。
店内だと水回りに出る事も多いので、水場と客席の通路に撒いておくことで客席への出現を減らせます。また、侵入経路になりそうな建物の隙間や壁の溝などに撒いておくのも効果的。

ちなみに以前、自分が夜間にお店の周りをぐるっと散布したところ、翌日の朝に数匹の死骸がありました。。薬剤に触れた個体を殺傷する効果も十分にあるようです。

凍らすジェット

こちらは、Gが実際に出てきたときに駆除するためのグッズ。
飲食店という環境だと、客席でも厨房でも、むやみに殺虫スプレーを使うわけにいかないので、こういったグッズに非常に助けられます。
正直、殺虫剤のように薬剤のみでその場で殺傷する事は難しいのですが、動きを鈍らせる事が出来るので、「踏む」「つぶす」などの物理攻撃を確実に行うための補助グッズとして役立ちます。何よりも、食べ物を扱う現場で比較的使いやすいという利点が大きいですね。

スキンベープミスト

こちらは虫よけスプレー。主に蚊に刺されるのを防ぎます。
自分は蚊に刺されると人よりも反応が大きく、腫れの範囲が大きくなったり、刺された箇所の周りの部位までかゆみを感じたりするので、特に蚊対策には敏感なのですが、色々使ってきた虫よけスプレーの中で抜群の効果を感じられたのは、こちらの「スキンベープミスト」でした。
夏場のテラス席で接客を行う際などに、肌が露出している箇所にスプレーしておくと、半日程度虫刺されを防げます。虫よけスプレーの匂いが気にならなければお客様に使ってもらっても大丈夫かと思いますが、テラス席の至るところでスプレーされると、あたり一面に独特の匂いが漂ってしま、食事の邪魔になってしまう事もあるのでご注意ください。
飲食店の現場だけでなくキャンプに行くときなどの野外活動にも、もちろん大変重宝すると思います。

蚊取り線香

日本の夏の風物詩ともいえる蚊よけの大本命。自分もお店でスプレータイプのものや、置くだけのもの、リキッドタイプのものなど色々と試してきましたが、やはり信頼のおける効果が実感できたのはシンプルな蚊取り線香でした。
ただ、お店によってはその匂いが雰囲気に合わずにNGだったりするかもですが、最近は無香タイプやアロマタイプみたいなものもあり、そんな問題も軽減してくれる様々な蚊取り線香があるので紹介させてもらいます。

【無香タイプ】
「無香」といっても全く香りがないわけではありませんが、個人的には一般的な蚊取り線香の香りよりも気にならないかな、と思います。

【香り付きタイプ】
こちらは、3種類の香り付きタイプで「ラベンダー」「バラ」「カモミール」がセットになっています。個人的にはカモミールが最も気にならない香りだったかな、と思うのですが、一度試してみて判断してみても良いかと思います。気に入った香りがあれば単品での販売もあるのですが、出回っている数は少ないようで手に入りにくいかもしれません。

【長時間もつタイプ】
こちらは、1巻きで長時間持つタイプのもの。一般的な1巻きだと約7時間ですが、こちらのロングタイプは約12時間使用できます。
7時間のものであれば、ディナータイムのみ、12時間のものであれば、ランチからディナーまでと、お店の営業時間によって適したものを使い分けても良いかと思います。

 

日本人は蚊取り線香の匂いは慣れ親しんでいるので抵抗も少ないかと思いますが、外国人ゲストには敬遠されてしまう臭いかもしれませんね。
でも、蚊に刺されることが減るのであればハッピーではないかと思います。

コバエがポットン

こちらはコバエ対策。客席で使用するよりも、主にバーエリアなどドリンクメイクを行う場所で重宝します。
ドリンク場は、レモンやオレンジなどのフルーツ系の生ごみが多く出たり、シロップなどの糖分を含む液体がこぼれたりと、けっこう虫が湧きやすい環境でもあるので、作っているドリンクに混入してしまったり、ストックしている飾り用のフルーツについてしまったり、といったリスクを減らせます。
一生懸命作ったお酒や、数時間かけて仕込んだドリンクのタネにコバエが混入してしまって台無しになってしまうとショックですよね。。。
ちなみに、業務用のさらに大きめの商品もあるのですが、お酢の匂いがきつく、バー内で使用する場合などは、バー内と客席の距離が近いと、その匂いが客席まで漂ってしまうので、こちらのサイズくらいがちょうど良いかと思います。

クモの巣消滅ジェット

商品名の通り、クモの巣をなくすスプレー。こちらも便利なグッズで、壁の角などクモの巣がはられやすい場所や 、既にできてしまっているところに噴射するとクモの巣がなくなり、またその後も、クモの巣を作られにくくなります。定期的(一か月に2回程度)スプレーすると良いかと思います。
このジェットはかなり強力なので、高いところでも届きます。ちなみに、既にクモの巣が張られてしまっている場所では、先にクモの巣を除去してから噴射するのが望ましいのですが、手の届きにくい箇所などで除去が難しい場合などは、その強力ジェットにあやかってそのまま噴射してクモの巣ごと綺麗に出来る場合もあります。。が、その使い方は裏ワザなので悪しからず。

手の届く位置は綺麗に清掃されているのに、照明の上や壁の高い位置にクモの巣があったりするとお店の印象も悪くなってしまいますよね。そんなことを解消してくれる便利アイテムでおススメです。

 

以上、実際にお店で使ってみて効果的だった害虫対策グッズをいくつか紹介させてもらいました。
科学の進歩もめまぐるしい昨今、便利なアイテムはまだまだたくさん出てくると思いますので、またおススメのものがあれば紹介させてもらいます。

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