30代、40代と歳を重ねるにあたり人とのつながりは増えてきますね。
歳を重ね、順調にキャリアを積んでいけば部下も多くなり、周りに人も増えてくると思います。
飲食業を生業にしている人は、社員だけでなく多くのアルバイトスタッフとも関わりが出来ますし、歳の若い人とのつながりも多く出来ますね。人によっては、自分の子供と同年代の人と一緒に働く、なんてシチュエーションもあると思います。
そんな、人との広がりが増えていくので、それぞれの人の、誕生日、昇進、卒業などのお祝い事に遭遇する機会も多くなります。そんな時に、上司として、または友人、知人として、気の利くちょっとしたプレゼントを渡せると、自分の株もあがりますよね。
と、いうことで、今回はちょっとしたタイミングで渡しやすい、気の利いたプレゼントをいくつか紹介させてもらいます。いくつかのジャンルに分けて紹介させてもらうのですが、今回は主に、”食べ物系” のプレゼントを紹介します。「食べ物」は「モノ」と違って、ずーーっと残るものではなく、すぐに消費も出来るので、相手に気を遣わせずに渡せるプレゼントとして使い勝手が良いです。
それでは、いってみましょう。
・チョコレート
困ったらコレ、というくらい定番の安定したプレゼントですね。日持ちして、1000円~2000円くらいのプレゼント用のパッケージも多く、気の利いた専門店も色々なところに出来ていて購入しやすいので、最も選びやすい食べ物系のプレゼントかと思います。男性向けよりは女性向けのプレゼントのイメージでしょうか。ただ女性でも、甘いものが嫌いな人もいるので相手の嗜好は気にしましょう。
ゴディバ
高級チョコレートの代名詞。超定番のチョコレートで日本には200店舗以上のお店があるようなので手に入れやすいですね。奇をてらわずに、王道のプレゼントをあげた方が良いシチュエーションの場合に特に重宝しますし、相手にも高級感が伝わりやすいですよね。
リンツ
こちらも定番のチョコレートブランドですね。ゴディバよりも比較的リーズナブルに、そしてその分、より気軽にプレゼントしやすいかと思います。味のバリエーションも多く、カラフルな包み紙に包まれたポップな雰囲気は気軽なプレゼントとして最適です。もちろん美味しい。
・ビール
こちらも万人受けして気軽にあげられるプレゼント。普段飲んでいるようなビールを何本かあげたり、あるいは、普段買わないようなちょっと贅沢なプレミアムビールを数本あげたり、また、地域限定のご当地ビールのようなマイクロブルワリーのクラフトビールをあげたりと、ビール1つでも色々な角度でプレゼントできます。
ちなみに、ちょっとかさばるプレゼントでもあるので、350ml缶を2本くらいとか、500mlくらいのビンを1本か2本程度と、荷物になりにくい重量感で考えられると良いかと思います。かしこまる必要のない友人男性の場合は、コンビニのビニール袋で500ml缶2本、とかでも成り立ちますし、もらう方も気軽にもらいやすいプレゼントです。(お酒を飲む人であればなので、こちらも事前にヒアリングしましょう)
クラフトビール
1994年の酒税法改正で、ビールの最低製造量が大きく下がったことにより、大手ビール会社さんが作るもの以外でも、色々なビール(クラフトビール)を楽しめるようになりました。
「地ビール」と表現されることもありますが、意味合いはクラフトビールと同義です。最近は全国各地で様々な地ビールを見つける事が出来ます。一昔前は「地ビールの味はいまいち」といった事を言う人も多かったですが、年々美味しいクラフトビールが出来ていますし、クラフトビールだからこそ楽しめる味わいもあるので、掘り出し物や一点ものをプレゼントするような感覚であげてみても良いかと思います。
ドリップバッグ(コーヒー)
コーヒーのプレゼントですが、ドリップバッグがおすすめです。
というのも、コーヒーの豆や粉のプレゼントは、エスプレッソマシンやコーヒーメーカー、コーヒーミルやドリッパーなど、飲むために適した機械や道具が必要となってきます。適した道具があっても、粉をプレゼントする場合は、用途や好みの違いで粗挽き/中挽き/細挽きなど、求められる状態が違います。そういった、諸々の確認が必要な前提条件が多くあり面倒もあるので、カップなどがあれば手軽に楽しめるドリップバッグが最も気軽にプレゼント出来ておススメです。
また、最近は街中にオシャレコーヒー屋さんが増えてきており、1pcから買えるオリジナルのドリップバッグを置いているお店もよく見るので、選択肢の幅もかなり広がってきています。
ネットショッピングで購入できるドリップバッグは、大手コーヒーチェーンさんのものばかりになってしまいますが、プレゼントで喜ばれそうなものを紹介します。
これら以外でも、お住まいの近くのコーヒー屋さんを覗いてみると、気の利いたおしゃれなドリップバッグのプレゼントが見つかるかもしれませんので、是非探してみてください。
丸山珈琲
1991年、軽井沢で創業の日本のコーヒー屋さん。長野や東京にお洒落な直営店があり、気の利いたギフトも多く見つかります。生産者さんと太くつながったダイレクトトレードにより、厳選された美味しいコーヒーを楽しめます。
スターバックス
言わずと知れたコーヒー業界のマクドナルド的な会社さん。おしゃれコーヒー店の代名詞でもあります。自分の年代では “キャラメルフラペチーノ” でスターバックスさんを知りましたが、甘いドリンク以外でも、やっぱりコーヒーが美味しいです。レジ横の焼き菓子コーナーも、そそられる商品が多いですよね。
・食パン、その他パン
既にブームは去っている感じはしますが、「生食パン」と呼ばれる “高級食パン” の存在が世の中に浸透し、普段食べる食パンよりも高いけど美味しい、といったイメージが出来たのでプレゼントにも使いやすくなりました。
2斤での販売が多いので、ご家族のいる人などへのプレゼントとしてはちょうど良いサイズかと思います。単身の人へのプレゼントの場合は、2斤の食パンではなく、ハーフサイズや、3枚切りとかのスライスされているようなものがあるとちょうど良いですね。
また、食パン以外で、単品の菓子パンや総菜パンなども以下のような条件であれば、よりカジュアルなお洒落プレゼントとして受け入れられるかと思います。
・流行っているパン屋さん
・街で評判のおしゃれなパン屋さん
・美味しさがお墨付きのパン屋さん
・有名なパン屋さん
・行列が絶えないパン屋さん
などなど、そのパンをチョイスした何かしらの『理由』があると、あげる方にも、もらう方にもストーリーが出来てプレゼントしやすくなります。「ここのパンすごく流行ってるんだよー」とか「このパンすごく美味しいから食べてみて!」とか。
単品のパンのプレゼントの場合は、よりカジュアルな関係性の相手が良いですね。ちなみに、その日か次の日までに食べられるくらいの量じゃないと、迷惑になったりするのでシチュエーションの判断は要注意です。
生食パン
『乃が美』さんや『に志かわ』さんが特に有名な高級食パンのお店が、2017年頃に流行り、一時期はそこら中にお店が出来ておりました。材料や作り方などに明確な定義はないものの、「トーストしなくても美味しく食べられる」とか「ミミまで柔らかく美味しい」とか、「きめ細やかな生地」などの特徴がありますね。
製造においてもバターや生クリームなどのコクが出るような材料を使用していることが多いので、深い甘みが特徴的でもあります。一昔前は、食パンがプレゼントとして受け入れられるような文化ではなかったかと思いますが、プレゼントとしても成立するようになったのは革命です。
焼菓子
プレゼントとしてはこちらも大定番。クッキーやパウンドケーキなどの洋菓子もありますし、和菓子では、おせんべいやどら焼き、カステラなどもありますね。どれも、手軽なプレゼントとして、非常に選びやすいです。
オシャレな趣のあるようなプレゼントとしてだと、ネット通販で購入するよりは、店舗に直接行って買うイメージの方がしっくりくると思います。オンラインショップがないようなお店もありますし、また、オンラインで販売している商品以外のものが店舗で見つかったりもします。
ちなみに、オシャレだったり名の通ったお店の場合は、店舗に買いに行く行為自体が、プレゼントとしての価値をもつような場合もありますよね。「わざわざあそこに行って買ってきてくれたんだ!」みたいな感じです。
以下のようなものが手軽なプレゼントとしてはおススメ。
・キューブカステラ
最近は色々なカステラ屋さんで、小さい正方形の箱に入ったカステラが売っているのを目にします。自分は老舗の”福砂屋”さんで見たのが初めてだったのですが、ちょっとしたプレゼントにはものすごく使えます。
・チーズケーキ / ガトーショコラ
流行りの専門店も多く、それなりに日持ちもするのでプレゼントしやすいです。ただ、流行りのお店のモノは値が張るケースも多いので、気軽感は薄く、本気感が出てしまうかもなので要注意。1000円~2000円くらいで購入できる、小さめサイズの長方形のもの、などがおススメですね。出来れば要冷蔵でないもののほうがプレゼントしやすいです。
・マカロン
有名店などでも、お手ごろな値段の2個入り/3個入りなどを販売しているので、高級感のある気軽なプレゼントとして喜ばれやすいです。ただ、日持ちしなかったり、持ち運びの状況によっては崩れやすかったり、要冷蔵だったりと、ちょっと面倒な部分のあるので要注意です。
・おせんべい など
せんべい、あられ、おかき、柿の種、などなど、和菓子にも様々な焼菓子がありますが、日持ちもするし保管もしやすいのでプレゼントしやすいものが多いです。ただ、オシャレ感に欠けるようなイメージもありますので、お店や商品のチョイスは重要です。
これらの焼菓子も、また別のトピックでおススメのモノを紹介していきたいなと思います。
調味料 おつまみ
普段は買わないようなちょっと高級な調味料が、オーガニック系のお店やオシャレ雑貨屋さんなどで売られてたりしますが、料理をする相手にはこんなプレゼントもけっこう喜ばれます。(そういった調味料を日常的に購入されるご家庭も世の中にはたくさんあると思いますが、、いったんおいておいて、、、)
2,000円前後で気軽なプレゼントとして購入しやすいのは、出汁パックや、お塩、ドレッシングなどでしょうか。オリーブオイルもおススメではありますが、プレゼントになりそうなものをチョイスすると、4,000円を越えるようなものが多くちょっと値が張ってしまいがちなので、今回紹介するようなレンジからは外れてしまいますね。
また、お酒のおつまみになりそうな、オリーブやチーズ、ナッツなどもオシャレ雑貨屋さんに瓶詰めや缶詰などで多く売られていたりするので、こちらも気軽なプレゼントとしておススメです。
どちらもポイントとしては、『自分では買わないけど前から気になっていたそんなに高くないモノ』といったラインを見極められると、気軽で気の利いたプレゼントになるかと思います。
そんな贈り物をたくさん揃えている雑貨屋さんも多くありますが、個人的には「中川政七商店」さんが好きで、お店を覗くと、いつも何かしらの出会いがあります。お住まいのお近くにお店があれば是非覗いてみてください。
今回は “食べ物” 周りでいくつかのジャンルを紹介させてもらいましたが、お次も相手にとって負担にならない使い切ればなくなってしまう “消え物” のプレゼントをいくつか紹介させてもらいます。
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