飲食店スタッフにおすすめ 簡単英語フレーズ

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飲食店 必需品/便利道具

皆様が働いているお店に海外からのお客様はいらっしゃいますか。
お店によって偏りはあるかと思いますが、飲食店において、今や海外ゲストへの接客サービスは当たり前になってきている気がします。

そんな中、一番の問題はやはり言葉の壁。

何を言っているか分からないし、話す言葉も出てこない。。
英語での接客、、困りますよね。。

英語に対して苦手意識を持つ人はかなり多いと思います。
ただ、飲食店という限られた環境の中では、シチュエーションも限られてきて、会話のパターンもある程度の予測がつきやすいので、いくつかのフレーズを覚えておくだけで、実は結構何とかなることも多いです。

例えば、席を立ってキョロキョロしている人は、トイレを探している場合が多いので、そんな時は、「Restroom?」と聞いて、「Restroom is over there (トイレはあちらです)」と、ジェスチャーを交えて説明すれば大体伝わります。けっこう簡単ですよね。
“restroom” に “The” を付ける、とか、正確な表現として細かな指摘があるのかもしれませんが、theを言わなくても単語とジェスチャーで、コミュニケーションは問題なくとれます。

文法的に間違った使い方であっても、実際の会話での意思疎通は出来る事も多いです。だから、細かな部分を気にして何もしゃべれなくなるより、主となる簡単な単語と簡単なフレーズを使い、とりあえず思い切ってしゃべってしまえば、割とコミュニケーションが取れます。

例えばですが、外国人が喋る「てにおは」がおかしいちょっとクセのある日本語を想像してしてみてください。ちょっと変な日本語だな、なんて感じながらも、言いたいことの趣旨は分かるので、会話としては成立しますよね。

というような感じで、正確な文法や表現などを知らなくても、飲食店のサービスにおいては十分に会話を成り立たせることも出来るので、今回はそんな時に使いやすい便利な簡単フレーズをいくつか紹介させてもらいます。

 

飲食店スタッフにおすすめ 簡単英語フレーズ

How about ~ ?

お客様に何かを聞く時にものすごく役に立つ便利なフレーズです。
『どうですか?』といった意味合いなのですが、オーダーを取りにいく時や、追加のドリンクを聞く時など、会話の入りの場面で特に使えます。
「How about order?」で、(ご注文はいかがですか?)といった意味合いでオーダーを取りに行けます。
お代わりを聞く時は「How about drink ?」と言いながら、空いたグラスを指し示せば、まぁ伝わります。

ちなみに、(ご注文はお決まりですか?) だと「Ready to order ?」の方がより正確なのかと思いますが、まずは汎用性のある『How about 』を覚えておいて、色々なシーンで使って慣らしていくと、とっさの時でも自然と口をついて出てくるようになります。

まずは簡単なフレーズを使い、英語での接客会話に慣れていくことが重要ですね。

Would you like ~ ?

こちらもお客様に何かを聞く時に使える便利フレーズ。
『いかがですか』といった意味を持った単語で、簡単な単語と組み合わせる事で色々なシーンで使えます。

頭に「What」をつけて「What would you like ?」にすると(何がよいですか)と、ざっくりと質問できます。コレを言いながらメニューを指さすジェスチャーをすると、”何を頼みますか” みたいなニュアンスが大抵伝わります。
What would you like drink? と、ドリンクメニューを見せながら言えば、より正確に伝わりますね。

飲食店は基本的には面と向かって接客できるので、言葉だけでなく身振り手振りも交えてより伝わりやすくしていきましょう。

Something ?

追加オーダーを聞く時に重宝します。何かのオーダーをすでにもらっている時などに、「Something more ?」とか、「Something else ?」(何か他には?)と聞くと、スムーズに追加オーダーの確認が出来ます。

有名なフレーズの「May I help you?」(いらっしゃいませ)は、(何かごようですか)的なニュアンスでも使えるのですが、(どうしました?)(なにか?)のニュアンスで「Something?」と言っても伝わります。ちょっとぶっきらぼうなのかもしれませんが、” something “の一単語だけでしたら、とっさにも出てきやすくて会話の糸口になるかと思います。

Here is ~

こちらは聞くのではなく、言う方のフレーズ。飲食店でけっこう使えるフレーズで、料理をテーブルに出す時やお客様に何かを渡す時はコレ一本でオッケーです。
「Here is menu.」 (メニューです)
「Here is soup.」 (スープです)
「Here is your bill.」(伝票です)
「Here is your change.」(お釣りです)

お尻の単語の部分を適宜変えていけば、なんにでも使えます。

We have / We don’t have

こちらも質問に答える方のフレーズでとても簡単につかえるもの。
学生時代の英語習いたての時に “I have a pen.” みたいなのを習ったかと思いますが、そんな初歩のフレーズも意外と役に立ちます。
お客様から「○○ありますか」と聞かれた時の返答や、「○○ください」と言われた時にお店に商品がなかった時の返答で使えますね。

ちなみにですが、海外のお客様はけっこう “コーラ ゼロ” を求めてくるお客様が多く感じます。
そんなシチュエーションの時に、コーラゼロがお店にあれば「Yes,we have.」と答えられますし、なければ「Sorry,We don’t have.」となります。簡単ですよね。

その他のお役立ち

トイレの色々な表現

冒頭で例としてあげたトイレに案内する時のフレーズに関して、トイレを表す単語もいくつかあるので、合わせてこちらも覚えておくと、ヒアリングの際にとまどいや思考する時間などが減ってスムーズなやり取りが行えるかと思います。

◎restroom
◎toilet
◎bathroom
◎washroom
どれが正解、というよりは、人によって使用する単語がただ違うだけのことが多いので、是非覚えておきましょう。

翻訳アプリ

最近は手軽に使える翻訳アプリがたくさんあるので非常に助かります。一昔前は、翻訳機のポケトークが唯一の助け舟だったりもしたので、お店に一台常備しているところも多かったかもですが、飲食店のサービスくらいであればスマートフォンのアプリで十分事足りるので使用している人も多いと思います。また、お店の環境であればネット環境も整っていると思いますので、オフライン対応していないものでも安心して使えるかと。

たくさんのアプリがありますが、iPhone標準搭載の【翻訳】や【Google 翻訳】が気軽に使いやすいかと思います。中国語や韓国語など多言語対応もしているので、英語圏以外のお客様とも意思疎通が図れるのもありがたいですよね。
さらに、会話だけでなく、メールなどの文面をアプリのカメラで撮影すると訳してくれる機能もあるので、海外ゲストとの事前のやり取りや問い合わせの連絡を受けた際などでも非常に役立ちます。

おわりに

私自身、英会話が出来るわけではありませんが、簡単ないくつかのフレーズを使い分ける事で、飲食店においての最低限のサービスは行えております。たまに、一生懸命なサービスを評価してくれてなのか、チップをもらう事もあります。お金をもらうことはもとより、お客様が喜んでくれたことはすごく嬉しいですよね。
ただ、雑談程度でも一歩踏み込んだ会話がなかなか出来ないので歯がゆく感じる場面も多いのですが、、、

英会話はとにかく実際にしゃべって使っていくことで少しづつ身についていくものだと思いますので、自分自身も日々多くの機会を作って少しづつでもスキルを伸ばしていけたらと思います。
自分の英語が相手にしっかりと伝わってコミュニケーションが取れるとそれだけでもすごく嬉しいですよ。つたない英語力でも気持ち次第で海外ゲストにも楽しい食事の時間を提供できますので、より多くのお客様の飲食店での時間が良いものになればと思います。

シーンに合わせたたくさんのフレーズがまだまだ多くあると思いますので、そちらもまた改めて紹介させていただきます。

 

 

 

 

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