カンジャウセウってなんだろう 韓国料理を学んでみよう

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飲食店 話しのタネ

韓国料理お好きでしょうか。
女性に人気ありますよね。もちろん自分も好きなのですが、味付けが少々濃いモノが多い印象もあり、いつでも食べたい、というわけではありません。ただ、唐辛子が良く使われるので、インパクトのある赤い見た目で食欲をそそられるものも多いですよね。

そんな韓国料理ですが、(自分の周りだけかもしれませんが) 最近「カンジャンケジャン」という単語を耳にします。
『なんじゃそら??』という呪文のような単語ですが、単語を分解していくとどんな料理か分かります。
ワタリガニを使用した韓国料理なのですが、
・カンジャン:醤油
・ケジャン:漬けたカニ
と、いう事でざっくりと(カニを醤油に漬けたりなんかした料理なのかな)なんてイメージがつきます。

日本語のメニューでも、「野菜炒め」とか「エビチリ(エビのチリソース)」とか「レバニラ炒め」とか、使っている食材や調理工程がそのままメニュー名になっているものがあるので、それと同じ感覚ですね。

こんな感じで「??」な意味不明な単語でも、いくつかの単語の意味を知っていると結構分かってくるものも多いので、そんなポイントで今回はいくつかの韓国料理のお話をさせてもらえればと思います。

それではいってみましょう。

 

カンジャウセウってなんだろう

カンジャンケジャン

まずは、先ほども紹介した「カンジャンケジャン」です。より細かく分解してみます。

「カンジャン=醤油」「ケ=カニ」なので、醤油につけたカニといった感じです。

ちなみに、ケジャンで、ワタリガニを特製のタレにつけた料理を意味します。

カンジャンセウ

そして、今度は「カンジャンセウ」ケジャンの部分が (カニの漬けたもの) だったので、”セウ” は何かの食材なんだろうな、と予測がつきます。
はい、その通りで、「セウ」は “エビ” です。
と、いうことで、『エビの醤油漬け』ですね

ヤンニョムケジャン

さきほどの「カンジャンケジャン」の前の方の単語が違うバージョン。
ヤンニョムは、コチュジャンベースのタレに漬けたもの、なので、カニのコチュジャン漬け、といったところでしょうか。

韓国料理では、この「ヤンニョム」という単語が良く出てきます。

自家製味噌みたいなニュアンスの単語なのですが、いろんな種類のヤンニョムがあります。

ちなみに、コチュジャンも分解すると「コチュ=唐辛子」「ジャン=味噌のような発酵調味料」なので辛味噌といったところでしょうか。

プルコギ

焼肉ですね。プル=火 コギ=肉

 

サムギョプサル

これもよく聞く単語ですよね。豚肉をレタスで巻いて食べる料理なのですが、
サム=3 ギョプ=層 サル=肉 の意味で3層の肉といった意味合いなのですが、豚バラ肉の赤身と脂身の見た目からきており、日本語でもバラ肉の事を「3枚肉」と言ったりしましよね。
ちなみに、サムギョプサルの直訳はそのまま3枚肉なので、レタスで巻いて食べるスタイルを表している単語ではありませんが、メニュー名としては巻いて食べるスタイルの意味合いとなりました。
ちなみに「サム」には “包む” という意味もあります。

スンドゥブチゲ

これも一般的ですね。豆腐の入った辛そうな鍋なのですが、分解すると

スンドゥブ=水分を含んだ柔らかい豆腐 チゲ=鍋料理

キンパ(キムパプ)

最近はコンビニでも取り扱いがありますね。韓国風海苔巻きです。

キム=海苔 パプ=ご飯 が合わさった単語です。

ビビンパ

これも実は分解できますがすごくシンプルです。

ビビン=混ぜる パプ=ご飯

韓国料理で最後に「パ」が付くものはけっこう見ますが、『ごはんものなんだな』と思ってもらえると一気に理解が早まります。

(番外)パンチャン

韓国で食事されたことのある方は分かると思いますが、特に頼んでいないおかずがたくさん運ばれてくることがあります。韓国の食事の一般的なスタイルみたいなのですが、あのたくさん出てくるおかずの事をパンチャンと言います。

ざっくりといくつか紹介させてもらいましたが、まだまだたくさんあります。
ちなみに、韓国語の勉強にもなりますね。料理名から興味を持って語学学習の第一歩となる事もあるかと思いますので、楽しみながら知識の幅が広がっていったらいいですね。

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