飲食店スタッフがこっそり教える 自宅で気軽にプロ仕様カクテル

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お役立ち情報

『カクテル』 と、聞いて何を思い浮かべますでしょうか。
種類で言うと、カシスオレンジ、ジントニック、マティーニ、ピニャコラーダなどなど、比較的耳にすることの多い名前のものから、全く聞いた事のない名前だったり、1度聞いたけどもう2度と聞くことのないようなものだったり(笑) 本当に多くの種類のカクテルがあります。一説によると、数千種類のカクテルが存在するなど言われます。まぁ、お酒をベースに、いくつかの飲み物などを混ぜたものがカクテルで、同じ材料でも作り方によって違う名前のカクテルになったり、アルコールを含まないノンアルコールのレシピもあったりと、組み合わせによって可能性は無限大ともいえるので、その種類も相当な数になります。
また、アルコール度数の低いものから高いものまで様々で、度数の調節もしやすいので、アルコール度数の低いカクテルはお酒が苦手な方にとっても楽しめるお酒として人気がありますね。
お酒を飲み始めの時期などは、カシスオレンジやカルアミルクなんかにお世話になった人も多いかもですね。

そんな、作り方が豊富なカクテルですが、同じようなレシピでもちょっとした工夫で劇的に美味しく作る事も出来ます。
今回は、長年飲食店で勤務してきた経験から、簡単に作れる美味しいカクテルをいくつか紹介させてもらいます。
友人を家に招いた時などに、さりげなく美味しいお酒をふるまえたらカッコいいですよね。

 

自宅でも気軽に作れるプロ仕様カクテル

●ブラッディメアリー

まずは、『ブラッディメアリー』という、ウォッカとトマトジュースを使用したカクテル。
「血まみれのメアリー」、、という物騒な名前でもありますが、こちらの名前は宗教問題による迫害を行ったとされるメアリー1世が由来のようです。

プロ仕様にする美味しくするポイントは

[フレッシュのトマトジュースを使う]

フルーツなどのジュースを使用するカクテル全般に言える事でもあるのですが、市販のジュースではなく、生の果物や野菜から絞ったフレッシュジュースを使用して作ると味わいは格段に美味しくなります。
という事で、トマトを丸々1つ絞ってウォッカと合わせてみてください。かなり味わい深いブラディメアリーになりますよ。
ミキサーを用意するのが面倒であれば、居酒屋さんでグレープフルーツを絞る簡易的な絞り器を使用しても出来ますが、さらっとした液体の量は少なくなるので、液量が足りなければ市販のジュースなどを足して調節してみてください。

●ブルドック

同じく、フレッシュジュースを使用して格段に美味しくなるカクテルです。
基本のレシピは、ウォッカとグレープフルーツジュースなので、プロ仕様とするポイントとしてはもちろん

[フレッシュのグレープフルーツジュースを使う]

ちなみに、このブルドックは基本レシピの液量がそれほど多くないカクテルなので、フレッシュジュースを使う場合にもちょうど良い量となります。通常の大きさのグレープフルーツを1つ絞れば事足りるかと思います。
ジュースの使用量が多いと、その分たくさんのフルーツを用意して絞らなくてはいけないので液量が増えれば増えるほど手間が増えて、手軽にできるとは言い難くなってしまうので、このブルドッグくらいの量が、手絞りのカクテルとしてはちょうど良い量かと思います。

ちなみに、量の面でもそうですが、糖度の面でもフレッシュジュースが適さないようなカクテルもあります。定番カクテルであるカシスオレンジですが、こちらはカシスという糖度の高いリキュールに甘いオレンジジュースを加えるカクテルなので、ここでフレッシュのオレンジジュースを使用すると、甘みが強すぎて甘ったるい印象になってしまいます。なので、カシスオレンジで使用するオレンジジュースは、比較的さっぱりした味わいの市販のジュースが適しているかと思います。

という事で個人的な見解にもなりますが、なんでもかんでもフレッシュジュースを使えば美味しくなる、というよりは、フレッシュジュースを使用するのに適したカクテルをおすすめしています、といった感じです。

※※フレッシュジュースのカクテル
・ブルドック
・スクリュードライバー
※カシスオレンジだと、甘さに厚みのあるフレッシュジュースだと甘ったるい感じでちょっと重たい印象になってしまうから、逆に果汁少なめのさっぱりとした味わいのジュースがおすすめ

 

●ブラックルシアン

お次は、ウォッカとカルーアというコーヒーリキュールを混ぜたカクテル。
こちらをプロ仕様にする美味しくするポイントは

[コーヒー豆をウォッカに浸けたコーヒーウォッカを使用する]

こちらは事前の準備が必要になりますが、ウォッカにコーヒー豆を数日間浸けます。可能であれば冷凍庫にいれておくとウォッカの口当たりがよくなるのでおススメです。数日浸けて、コーヒーの色味がほんのり出てきたら、コーヒー豆を取り除いてください。
コーヒーの香りがウォッカにうつって、何ともかぐわしいカクテルベースとなります。

 

●ヘンドリックスキューカンパジントニック

こちらは、ジントニックになるのですが、使用するベースのお酒となるジンも指定してのレシピです。
ポイントとしては

[ヘンドリックスを使用してスライスしたキュウリをグラスに数枚入れる]

 

見た目にもインパクトのあるカクテルが出来上がります。

ジンは蒸留の製造において、ボタニカルというハーブなどの香りをお酒にまとわせるのですが、ヘンドリックスというジンはボタニカルの1つにキュウリを使用しており、ジンのフレーバーの中にもともとキュウリのニュアンスがあるため、フレッシュのキュウリを使用した際の相性がものすごく良いです。

 

今回は4種類の紹介でしたが、他にもてがるに出来る美味しいカクテルを発見したらまた紹介させていただきます。

 

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