こんにちは。
今回はしっかりと食べ応えのあるおつまみを作ってみようと思います。
『チャーシュー』です。
チャーシューというと、ラーメンに入っているイメージが強いですが、「煮豚」と言うと、おかずで食べるおつまみのイメージにもなりますでしょうか。
ちなみに、この 『チャーシュー』と『煮豚』、さらには『焼豚』や『叉焼』という言葉もありますが、その区別が非常にややこしいです。
今回作るものは、”焼豚” と ”煮豚” が合わさったようなレシピですが、通常日本で ”チャーシュー” というと ”煮豚” の作り方で作るものが多いようです。
※これらの区別に関しては、こちらのサイトさんで分かりやすく解説してくれておりましたので、ご参考ください。
それでは、作っていきましょう。
以下が今回の材料。
水や醤油などの液体系の量がけっこう多めです。その分、味がしっかりと染みて深い味わいになるのですが、1回作るだけでこの量はちょっともったいないな、なんて思う方はそれぞれの量を3分の2くらいにしても十分作れます。
・水 400cc
・しょうゆ 150cc
・酒 150cc
・みりん 150cc
・はちみつ おおさじ3
・オイスターソース おおさじ1
・しょうがスライス 1かけ
・ネギ(青い部分) 50g
また、上記の煮込みダレで豚肉を煮る際、豚肉を液体に浸かりやすくするために、”マルチ鍋” なるものを使用しました。コレです。
これは、「トゥーメイ ドルチェ マルチポット」という商品なのですが、「煮る」「揚げる」「炒める」など、1台7役をこなす優れものの鍋です。こちら、最近購入したのですが、ものすごく便利です。
色々な用途で使える点もそうですが、浸けダレで煮込む際など、(広く浅く)ではなく、(狭く深く)浸けられるので少ない量でもしっかりと、同様に揚げ物でも少量の油でも揚げることが出来るので、とても重宝します。
2サイズあるのですが、我が家で使用しているものはMサイズです。
そして、この便利鍋に、もも肉以外の材料をいれていきます。
ちなみに、しょうがは適宜スライスして、
ネギの50gは、これくらいの量でした。
そして、すべて投入
さらに、この浸けダレを一回煮立たせてから、火を止めておいておきます。
お次は、主役の豚肉。
既にタコ糸で縛ってある豚肉を購入しました。煮崩れ防止や、出来上がりの形を整えるために、タコ糸で縛るのですが、特に気にされない方は縛っていなくても大丈夫です。ただ、縛ってある方が調理中も塊として安定しているので、トングでもつかみやすく調理しやすいです。
このお肉に、味をしみこみやすくするため、また火の通りを良くするために、全体をフォークで刺します(写真は分かりにくいかもですが、全体的にフォークの刺し跡があります)
そして、この豚肉をフライパンで下焼きします。
フライパンに油をひいて、まずは1面を焼きます。
反対側も焼いて、また側面なども焼きます。
全体に焼き目がついたらオッケーです。しっかりと焼き目を付けることで、お肉の旨味をしっかりと閉じ込める効果があるようです。
そして、この表面全体に焼き目をつけた豚肉を、先ほどの浸けダレに入れます。
そして、中火でいったんひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちしたら、弱火に変えて1時間ほどコトコト煮込むのですが、
まずはアルミホイルで落しぶたをして、さらに通常のふたもします。
途中、30~40分くらいしたら、ひっくり返してさらにまた煮込みます。
1時間ちょっと煮込んだ状態。
良い感じですね。
タコ糸を外してカットしていきます。
中までしっかりと火の通った、食べ応えのあるチャーシューが出来ました。
そのままでもしっかりと味わえますが、タレが欲しい場合は、煮込みタレを少量分けて、粒マスタードをいれてさらに煮詰めると味わい深いタレが出来ます。
ちなみに、自分はタレではなく、からしと一緒に食べたのですが、最高のおつまみになりました。
また、おやつのような感じになりますが、「チャーシューマン」もおススメです。
以前作った「マントウ」という肉まんの皮だけというような ”中華蒸しパン” があるのですが、これに挟むとチャーシューマンが出来ます。その際は、煮汁を煮詰めたタレが合いそうですね。
マントウの作り方はこちら。
2時間もあれば、意外とできる『自家製チャーシュー』
使用する豚肉の部位でも、出来上がりが変わってくるので色々と試してみるのも面白いかもです。今回は、もも肉を使用しました。もも肉だと、しっかりとした噛み応えの、比較的さっぱりとしたチャーシューが出来上がります。もっと、トロッとしたチャーシューが好みであれば、バラ肉や肩ロースを使用するのが良いかと思います。豚トロを使って作っても面白いかもですね。
もちろんラーメンにいれても、抜群の存在感を放ちます。自家製チャーシューなら、麺が見えなくなるくらいチャーシューで埋め尽くされたチャーシューメンも気兼ねなく作れますね。
是非、お試しくださいな。
生コショウと一緒に食べても美味しいかも。
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