皆さま、好きなお酒や日常的に飲むお酒は何でしょうか。多くの人はやはり “ビール” を思い浮かべるかと思います。
仕事終わりのビールを楽しみにしている人も多いですよね。飲食店でも最初の注文の半分以上はビールです。
ビールのあとは、ワインやハイボール、サワーやカクテル、日本酒など、各々の人の好みのお酒に移行していくのですが、最近は男女問わずハイボールを注文される方が増えてきたように思います。
ハイボールは、基本的なレシピは “ウィスキーのソーダ割り” なのですが、ソーダ以外にも、コーラやジンジャーエールで割ったハイボールも人気ですね。
そんな、市民権が拡大しているハイボールですが、今回はベースとなるお酒のウィスキーに着目して、おすすめのものをいくつか紹介させてもらおうかと思います。
ソーダ割りももちろん美味しいですが、モノによってはロックやストレートの方が美味しく飲めますし、そのお酒に合う割ものなどもあるので合わせて紹介させてもらいます。
それでは、おすすめウィスキー、いってみましょう。
おすすめウィスキー 7選
・ジェントルマンジャック
こちら、ジャックダニエルの上位版のウィスキー。ジャックダニエルの圧倒的な知名度の割に、意外と知らない人が多いので、人に紹介すると結構良い反応がもらえます笑
テネシーウィスキー特有のチャコールメローイング(メープルシロップの原料であるサトウカエデの炭を使用した炭濾過工程)を2回行っており、口当たりの良い滑らかさが強調された味わいです。
ロックやストレートではもちろんその味わい深さをしっかりと堪能できますが、ジャックダニエルの定番カクテル、”ジャックコーク” のベースに使用しても、その味わいが上品なものになり、1ランク上のジャックコークを楽しめます。
お値段的にも1本3,000円前後(2023年時点)なので、ちょっと贅沢なウィスキーの入門としておススメの1本です。
・ウッドフォードリザーブ
ケンタッキー州の老舗蒸留所が作るバーボンウィスキー。
滑らかな味わいが特徴的で、ロックやストレートで飲んだ時にその奥深いうまさを味わえます。クセの少ない味わいでもあるので、ウィスキー好きの人には物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、万人受けしやすい王道の美味しいウィスキーかと思います。
ウィスキーの美味しさを知る一歩としてすごくおススメで、自分の周りのバーテンダーたちはほとんどの人が美味しいと言いますね。
その、滑らかさからカクテルベースとしてもおススメで、非常に飲みやすいウィスキーカクテルが作れます。カクテルのベースでウッドフォードリザーブを使用しているお店は、質へのこだわりがしっかりしていると勝手に信頼しちゃってます笑
・ジェムソン スタンダード
世界で最も知られている伝統的なアイリッシュウィスキー。蒸留を3回行って作られる製法によるスムースな味わいが特徴。こちらの “スタンダード” はリーズナブルな価格なので、贅沢品というよりは普段飲みに最適です。
良くも(悪くも?)際立った味わいが少なく、それでいてウィスキーらしさも味わえるので、飲食店目線で言うと、カクテルベースとして特におすすめです。
個人的にはアイリッシュコーヒーのベースに使うと、ウィスキー以外の素材の味が活きてきてバランスの取れた仕上がりになると思います。縁の下の力持ち、といった役割でコーヒーとクリームの味わいの中で大きな主張をせずにウィスキーの味わいを感じられる、といった感じです。
・シーバスリーガル ミズナラ
世界的にも有名なスコッチウィスキーの日本限定発売商品。
日本原産のミズナラ樽を使い追熟することで、甘味を感じるまろやかな仕上がりになっています。
ミズナラ樽を使用したウィスキーは日本のウィスキーでもいくつかありますが、いずれも高価格帯(山崎は超高価格!)なので、シーバスリーガルのミズナラは手の届きやすいミズナラウィスキー。そんなシーバスミズナラも、手に入りにくかった時期は転売で価格高騰する事もありましたが、最近は安定して入手可能です。
・ジョニーウォーカー ブルーラベル
“ちょっと贅沢” を越えて『高級品』になってしまうので、ここで紹介しているウィスキーと横並びにしてしまうのはよくないですが、、、やはり美味しいです。何でもそうかもしれませんが、値段が高いお酒はやはり美味しい。
お値段は2万円前後(2023年時点)と高額ですが、大それた高さでもない価格なので本当にご褒美の時に試してみてはいかがでしょうか。また、何かの記念にウィスキー好きの人へのプレゼントに選んでも良いかもしれませんね。
・宮城峡
これまではブレンデッドウィスキーの紹介ばかりでしたが、こちらは日本のシングルモルトウィスキー。
ニッカウヰスキーの仙台工場にある宮城峡蒸留所で作られるウィスキー。
フルーティな味わいとスムースな口当たりが特徴で飲みやすいです。
ちなみに、この “宮城峡” は単式蒸留器を使用した蒸気間接蒸留方式によって作られるのですが、宮城峡蒸留所には世界でも希少なカフェ式連続式蒸留機があります。こちらの蒸留機で作られる「ニッカ カフェモルト」と「ニッカ カフェグレーン」というウィスキーもあり、自分は当初(コーヒーの作り方とか原料などが関係したウィスキーなのかな)なんて安易にコーヒーとリンクして考えていたのですが、全く違うのでお気を付けください。
カフェ式連続蒸留機の名前の “カフェ” はこの蒸留方式を実用化した “イーニアス カフェ ” さんの名前が由来なので、黒い液体のコーヒーとは全く関係ありませんし、コーヒーの味わいがするわけでもないのでお気をつけを。
宮城峡に比べて、ちょっと高額で手に入りにくい商品でもありますが、こちらも是非一度味わってもらいたいウィスキーです。
・イチローズモルト ホワイト
埼玉県秩父市の蒸留所で作られるウィスキー。2007年に蒸留所設立と歴史は浅いながら、今や飲食店でも人気の高い銘柄で、WWA(ワールド・ウィスキー・アワード)にて、2017年から5年連続で世界最高賞を受賞しています。
今回紹介しているウィスキーの中ではピート香を感じられる味わいで、ソーダ割りなどにも合います。
葉っぱのデザインのラベルが多く、こちらはジャパニーズオークと呼ばれるミズナラの木の葉をイメージしています。
個人的にピート香のあるウィスキーが苦手なので、全体的に偏ったラインナップの紹介になってしまいましたが、、
まぁ、飲みやすくウィスキーを飲みなれていない人でも受け入れやすいラインナップでもあると思います。
是非色々と試してみてください。
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