「生コショウのパスタ」フライパンでパスタを茹でてみる 男飯

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お父さん料理

こんにちは。

皆さま、「生コショウ」、聞いたことありますでしょうか。
自分は、以前働いていたお店で生コショウを使ったパスタを出していました。その時に初めて生コショウと出会ったのですが、試食で一口食べた時に、今までのコショウのイメージとはかけ離れた “食感” に驚きました。そして、その数日後に、改めて自分でお金を払ってそのメニューを注文した記憶があります。

コショウはスパイスとして料理の材料に使用する事が多いので、そのまま食べるというイメージを持つ人は少ないと思います。また、乾燥していて固いものというイメージがあるので、その正反対の、しっとりとしていて柔らかいその食感は今までのコショウのイメージを大きく覆すと思います。

今回は、そんな「生コショウ」を使ったパスタを紹介させてもらいます。
では、生コショウパスタ作ってみましょう。

生コショウのパスタ

ちなみに、コショウとチーズを使ったパスタで「カチョエペペ」というパスタがあります。シンプルな材料で作れるため、生コショウの良さをしっかりと出せそうだったので、カチョエペペをベースに作ってみます。ただ、見た目の華やかさに欠けそうだったので、仕上げには生ハムをのせてみようと思います。

【材料】
●生コショウ 2房
●パスタ 100g
●チーズソース
・パルミジャーノ 30g
・豆乳 or 牛乳 100cc
・バター 大さじ1
・片栗粉 大さじ1/2
●生ハム 適量
●オリーブオイル 適量
●塩 適量

生コショウは、今回 「仙人スパイスさん」の『純胡椒』を使用しました。こちらは瓶の中にコショウの粒が房についたまま入っています。今回は2房分使いました。


フタを開けるとこんな感じ。

中から房を取り出して

房から粒を取ります。(器具などは使わずに指でむしり取りました)

さらに、チーズソースの準備します。
チーズは、冷蔵庫に放置されていた、以前もらってそのままになっていたブロックのパルミジャーノを使いました。(ちなみに、このパルミジャーノはちょっとクセのある味わいだったので、もしかしたらもっとあっさりしたチーズの方が合うかもしれません)

ブロックのパルミジャーノ

これを、おろし器で細かくします。

全部で33gくらいあったので、30g分は「パスタに和える用」に、
残りは「仕上げに振りかける用」に使いました。

そして、パスタで和える用の「チーズソース」を作ります。(焦げ付きを恐れて全て弱火で行いました)
まずは、フライパンでバターをゆっくりと溶かして、

溶けたら、大さじ1/2の片栗粉を入れてダマにならないように混ぜます。
ペーストみたいになりました。

そして、そこに豆乳をいれて(もちろん牛乳でも良いのですが、自分は普段から牛乳は飲まないので冷蔵庫にあった豆乳を使いました。)軽く煮立たせた後に、チーズを投入。

しっかりと混ぜます。

チーズソース完成。

次に、パスタを茹でるのですが、前から気になっていた「フライパンでパスタを茹でる」に挑戦してみます。
また、今回のメニューでは、材料にもともと塩気のあるものばかりだった(生コショウ、生ハム、チーズ)ので、茹で汁に入れる塩の量を少なめにしました。
ちなみに、パスタを茹でる時に塩を入れる理由は主に以下の理由のようです。
・パスタに下味をつける
・パスタにコシを出す。食感をアルデンテにする。

と、いう事でパスタをフライパンで茹でてみます。フライパンに水を張って沸騰させます。

沸騰したら塩を適量入れて

パスタを茹でます。フライパンのサイズによっては、パスタを適宜折るなどしますが、折らずにちょうど入りました。最初は少々はみ出ておりますが、茹でていくうちにフライパン内におさまります。

茹でながら菜箸などでかき混ぜます。パスタの商品袋に記載してある茹で時間の半分の時間を、沸騰させたまま茹でます。(このパスタは6分でしたので3分は沸騰させながら茹でました)

そして残りの半分の時間は火を止めて蓋をして余熱で蒸します。(残りの3分は蓋をして蒸しました)

いい感じに茹であがりましたので、ザルにあげます。

そして、次は先ほどのソースに絡めるので、チーズソースの入ったフライパンに茹で上がったパスタを投入します。

そして絡めていきます。

ここからは一気に。
ソースが絡んだら、お皿に移して、生ハムをのせて、、

生コショウを散りばめて、、

仕上げにオリーブオイルを回しかけて、完成!

味に関しては、やはり生コショウの存在が大きく、パスタと一緒に絡めて食べると抜群に美味しいです。爽やかなピリッとした辛みが口の中に広がりつつ、塩味のコク深さもある、そして何よりプチっとする食感が一番好きです。個人的な意見では、他の食材では味わえない唯一の食感だと思います。

生コショウはスーパーなどではあまり見かけないので、専門の食材店などを探し回る手間を考えると、やはりネットショッピングが手に入れやすいかと思います。

今回のパスタでは、”仙人スパイス” さんの「純胡椒」を使用しましたが、こちらはコショウの粒がしっかりとしており、あおあおしさや、みずみずしい辛みが味わえます。

今回はパスタで使用しましたが、もっとシンプルにそのまま、お酒のおつまみにしたり、クラッカーやチーズにのせて食べるのもおススメです。また、牛肉のステーキや豚肉のソテーなどのお肉にパラパラとかけてもアクセントになって、味にしまりが出ます。

こちらでいくつか作ったものも紹介しているので、見てみてください。

けっこう汎用性の高い調味料で色々な料理に使えますし、また珍しさもあるので、一味違う手料理を作るのに重宝すると思います。
珍しい食材を使用した手料理が作れると、一目置かれたり、パートナーが見直してくれたりするかもしれませんね。ぜひお試しください。

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